VCH BOOTHで入手

VRChat カメラ用アバターギミック

撮る前に、
構図が決まる。

VRC CameraHelper(VCH)は、VRChatのカメラの画面に「どこに何を置けばいいか」の目印を重ねるツールです。写真に詳しくなくても、目印に合わせるだけで、まとまりのある一枚になります。

  • 自分にしか見えない
  • 写真には写らない
  • メニューで切り替えるだけ
カメラの画面に三分割の線、縦4:5のクロップ枠、緑になった水平器が重なった様子
実際のカメラの画面での見え方
  • 構図ガイド(三分割)
  • クロップ枠(縦 4:5)
  • 水平器(水平になると緑)

はじめかた

3ステップで使えます

アバターに入れておけば、あとはVRChatの中でメニューを押すだけです。

  1. アバターに入れる

    UnityでUnityPackageをインポートし、VRC CameraHelper.prefab をHierarchyのアバター直下へドラッグします。いつもどおりアップロードすれば完了です。

  2. カメラを開く

    VRChatでいつものカメラを開きます。VRでもデスクトップでも使えます。

  3. メニューでONにする

    Expressionsメニューの「VCH」→「ON / OFF」で表示されます。あとは「構図ガイド」や「クロップ」から好きなものを選びます。

構図ガイド

被写体をどこに置くかの目印

写真がなんとなく物足りないとき、原因の多くは「主役の置き場所」です。構図ガイドは、プロの写真でよく使われる置き場所を線で示します。線の交わる点や線の上に、顔や主役を合わせるだけで使えます。

メニュー:VCH → 構図ガイド

画像について:ここに載せている画像は、ガイドの見え方が分かるように簡易的に撮影したものです。作例としてのきちんとした写真は、後日差し替えます。

三分割の線を表示したカメラの画面。人物の顔が左上の交点付近にある
迷ったらこれ

三分割

画面を縦横それぞれ3等分する線です。主役を真ん中から少しずらすだけで、写真に動きと余白が生まれます。

  • 顔(特に目)を、上側の横線か4つの交点のどれかに置く
  • 顔が向いている側を広く空ける(右を向いているなら左寄りに置く)
  • 地平線や水平線は、真ん中ではなく上か下の横線に合わせる
黄金比グリッドを表示したカメラの画面

黄金比グリッド

こんな写真に
三分割より中央寄りで、落ち着いた印象にしたいとき。人物と背景のバランスを整えたい写真に。
合わせ方
三分割と同じく、線や交点に顔や主役を置きます。三分割よりも主役が少し中央に寄ります。
黄金螺旋を表示したカメラの画面

黄金螺旋

こんな写真に
視線を画面の中で自然に回したいとき。背景の曲線や、髪・服の流れがある写真に。
合わせ方
渦の中心(巻きが一番細かいところ)に顔や主役を置き、大きな曲線に沿って体や背景を流します。向きは反転で変えられます。
中央十字を表示したカメラの画面

中央十字

こんな写真に
左右対称の建物、正面を向いた顔、アイコン用の写真など、あえて真ん中に置きたいとき。
合わせ方
主役の中心を十字の交点に合わせます。少しのズレが目立つ構図なので、十字で正確に合わせるのがコツです。
対角線構図を表示したカメラの画面

対角線構図

こんな写真に
動きや勢いを出したいとき。アクション、戦闘ポーズ、走る・跳ぶ瞬間に。
合わせ方
体の向き、腕、剣や杖などの長いものを、斜めの線のどちらかに沿わせます。
三角構図を表示したカメラの画面

三角構図

こんな写真に
安定感を出したいとき。3人の集合写真、顔と両手を見せるポーズに。
合わせ方
3人の顔、または顔と両手を三角形の頂点の近くに置きます。上下反転で逆三角形(▽)にもできます。
誘導線構図を表示したカメラの画面

誘導線構図

こんな写真に
道・階段・手すり・橋など、奥へ伸びる線がある風景で主役を目立たせたいとき。
合わせ方
4本の線が集まる点に主役を置き、背景の道や手すりが線に沿うようにカメラの位置を調整します。左右・上下の反転で集まる位置を変えられます。

ガイド左右反転 ・ ガイド上下反転

黄金螺旋・三角構図・誘導線構図は、向きのあるガイドです。主役が画面の左側にいるときや、道が反対側から伸びているときは、反転で向きを合わせます。左右と上下は同時にかけられます。

構図 OFF:「構図ガイド」の一番上にある「構図 OFF」を選ぶと、構図の線だけを消せます。クロップ枠や水平器だけを見たいときに使います。

クロップ

SNSで切れる範囲を、撮る前に確認

InstagramやXは、投稿した写真を決まった形に切り取って表示します。せっかくの顔や手が切れてしまうのを防ぐために、切り取られる範囲を枠で示し、外側を少し暗くします。

メニュー:VCH → クロップ

Instagramのフィードで一番大きく表示される縦長です。人物の全身や半身に。

  • 投稿先に合わせて選ぶだけInstagramなら縦 4:5、Xに2枚並べるなら横 9:8。どの比率がどこ向けかは、左で切り替えて確かめられます。
  • 枠の中に大事なものを全部入れる顔・手・持ち物など、見せたいものが白い枠の内側に収まっていれば、投稿しても切れません。
  • 構図ガイドと一緒に使える枠と構図の線は同時に表示できます。暗くなるのは背景だけで、構図の線は同じ濃さのまま見えます。

使い方

  1. 「クロップ」から投稿先の比率を選ぶ
  2. 見せたいものが枠の中に入るように、カメラの位置やズームを調整する
  3. 消すときは、選んでいる比率をもう一度押す

中央が基準です。枠は画面の中央に出ます。投稿画面で切り取る位置をずらした場合は、この枠と異なります。

水平器

傾きを、色で知らせる

ほんの少しの傾きでも、写真は不安定に見えます。特に地平線や建物が写る写真で目立ちます。水平器は、カメラが水平になると緑色に変わって教えてくれます。

メニュー:VCH → 水平器
10度傾いた状態の水平器。中央のバーが斜めになり、金色のまま
傾いている(バーが目盛りとずれる)
水平な状態の水平器。中央のバーが両脇の目盛りと一直線に並び、緑の太線になっている
水平(緑・太線になる)
  • 見方はひとつだけ中央のバーが両脇の目盛りと一直線に並び、緑になれば水平です。
  • ごくわずかな傾きも分かる水平から0.5度以内で緑になります。目では気づかない傾きも直せます。
  • 縦写真でも使えるカメラを縦に構えても、ちゃんと水平を判定します。

真上・真下を撮るときは、水平の意味がなくなるので自動で消えます。わざと傾けて撮りたいときは、メニューからOFFにしてください。

グレースケール

色を消して、明るさのバランスを見る

写真の見え方は、色合いよりも「明るさの差」で決まります。色が違っても明るさが近いものどうしは写真の中で溶け合い、見る人の目は画面でいちばん明るい所に向かいます。鮮やかな色があるとこの明るさの差が見えにくくなるので、色を消して、それぞれの色がどのくらいの明るさなのかだけを見ます。

メニュー:VCH → グレースケール
夕日の公園で撮った人物。いつものカラーの画面
いつもの画面
同じ場面をグレースケールで表示した画面。明るさだけの画面に、ワールドの映像効果でうっすらピンクが乗っている
グレースケールON
  • 主役が背景に埋もれていないか分かる髪や衣装の色が背景と違っていても、明るさが近いと主役が背景になじんでしまいます。白黒にしたとき主役と背景の明るさがはっきり違えば、主役が浮き上がって見えます。
  • 目が行く場所が分かる主役より明るい空やライト、白い物があると、見る人の目はそちらに取られます。白黒なら、いちばん明るい場所がどこかがすぐ分かります。
  • 明るさの偏りが分かる明るい部分や暗い部分が画面の片側に寄りすぎていないか、全体が暗すぎたり明るすぎたりしていないかを確かめられます。
  • 白黒になるのはカメラの画面だけ撮った写真は普段どおりカラーで保存されます。構図の線・クロップ枠・水平器も色が残るので、白黒の画面でも見分けられます。

ワールドによっては色が乗ります。ワールドの色味を変える映像効果は白黒にしたあとにかかるので、その色がうっすら残ります(「グレースケールON」の画像のピンクがそれです)。明るさのバランスを見る目的には問題ありません。

少しだけ負荷がかかります。画面の色を読み取るため、ONの間だけわずかに重くなります。OFFのときは負荷はありません。負荷がかかるのは自分だけです。

白飛び警告

明るすぎる場所に、縞模様

明るすぎて真っ白に写り、模様や立体感が消えてしまうことを「白飛び」と呼びます。一度飛んでしまうと、あとから編集しても戻せません。白飛び警告は、飛びそうな場所に斜めの縞模様を出して、撮る前に教えてくれます。

メニュー:VCH → 白飛び警告
夕日と空が写った、いつもの画面
いつもの画面
白飛び警告をONにした画面。明るすぎる夕日と空の部分に斜めの縞模様が出ている
白飛び警告ON
  • 縞模様が出たら、少し暗くするライトから離れる、光の向きを変える、背景を変えるなどして、大事な場所から縞模様が消えるようにします。
  • 白い肌や衣装の確認に明るいワールドでは、白い衣装や肌がいちばん飛びやすい場所です。
  • 色だけが飛ぶ場合も分かる真っ赤な衣装のように、特定の色だけが飛ぶ場合も検出します。

目安として使ってください。判定はワールドの映像効果(光のにじみや色調補正)がかかる前の明るさで行います。効果の強いワールドでは、縞模様の範囲と実際の写真が少しずれることがあります。グレースケールと同時に使えます。

シーン別

迷ったら、この組み合わせ

撮りたい写真に近いものを選んで、そのままメニューで設定してください。

撮りたい写真構図ガイドクロップ一緒に使うポイント
自分のポートレート三分割縦 4:5水平器目を上の横線に。顔が向いている側を空けます。
アクション・戦闘ポーズ対角線構図横 3:2腕や武器を斜めの線に沿わせると、勢いが出ます。水平器はOFFで。
3人の集合写真三角構図横 4:3水平器3人の顔を三角形の頂点に。後ろの1人を少し高くします。
ワールドの風景誘導線構図横 3:2水平器白飛び警告道や階段が主役へ向かうように。空が飛んでいないか確認します。
左右対称の建物・正面の顔中央十字正方形 1:1水平器あえて真ん中に。少しのズレも目立つので十字で合わせます。
Xに2枚並べて投稿三分割横 9:82枚とも同じ比率で撮ると、並べたときにそろって見えます。
明るいワールドで白い衣装お好みでお好みで白飛び警告衣装から縞模様が消える位置を探します。
光と影をいかした写真黄金比グリッドお好みでグレースケール白黒で、明るい部分が線の近くに来るように。

よくある質問

困ったときは

ガイドが写真に写ってしまいませんか?

写りません。構図の線・クロップ枠・水平器・縞模様は、カメラの画面にだけ表示されます。グレースケールをONにしても、写真はカラーで保存されます。ただし、VRChatの写真の解像度を1280x720のように小さく設定すると写ることがあります。解像度は初期設定(1920x1080)以上でお使いください。

ぼかしをONにすると、ガイドまでぼやけます

カメラのぼかし(被写界深度)は、ガイドにもかかってしまいます。ぼかしをOFFにしてガイドで構図を決め、カメラの位置はそのままでぼかしをONに戻してから、ピントを合わせて撮影してください。

ほかの人にも見えていますか?

見えません。表示されるのは自分のカメラの画面だけです。ほかの人の視界にも、ほかの人のカメラにも映りません。

ガイドが表示されません

まず「VCH」→「ON / OFF」を押してください。アバターを読み込むたびにOFFに戻ります。それでも出ない場合は、カメラの設定で自分のアバターを映さない設定にしていないか確認してください。その場合はガイドも表示されません。

縞模様が出たのに、写真は白飛びしていませんでした

ワールドによっては、明るい部分をなめらかにする映像効果がかかっています。白飛び警告はその効果の前の明るさで判定するため、実際の写真より厳しめに出ることがあります。何枚か撮って、そのワールドでのずれ具合をつかんでください。

動作が重くなりませんか?

構図ガイド・クロップ・水平器はほとんど負荷がありません。グレースケールと白飛び警告は、ONにしている間だけ少し負荷がかかります。気になるときは、使うときだけONにしてください。どれも負荷がかかるのは自分だけです。

Questでも使えますか?

PC版VRChat専用です。Questには対応していません。